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2017.03.22

黒書院の六兵衛

今日もM先生が来られた。試合にも出ていただいた。ありがたいことだ。後半、久しぶりに1本勝負。Iさんの打つ機会がよくなった。最後に審査の練習。初段は大丈夫だろうが、2段の2人がちょっと不安だ。メリハリのある立ち合いをしないといけない。『黒書院の六兵衛』(浅田次郎)を読んだ。初めのうちはなんだかもたもたしてたのだが、下巻になるとやめられなくなり、道端に車を停めて、コンビニで買った紅茶を飲みながら読み切ってしまった。読み終わったらすっかり夕方になっていた。いやあしかし。六兵衛すごい。おもしろい。何がといって何もないし、謎もたくさん残るのだが、ラストシーンの高まりは尋常じゃない。城内の人々とおそらく同じ気持ちになった。これ以上書くとネタバレになってしまうが、たぶん武士であるということは、本来そうであったのだ。しかし、武士である前に人であるので、なかなか貫けない。「だってしょうがないじゃないか」と自分を納得させながら。それを貫く男が六兵衛。初めはみんな「それをやって見せられては困る」ので腹立たしく思うのだが、やがてその思いは知らないうちに変わっていく…あとはお楽しみ。現代社会にも通じるものがある。

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