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2021.10.24

生きていたトラ

今日の朝、SUに顔を出すと、シロとトラが人工芝の上に寝そべっていた。トラは生きていたのだ!「ああ、生きてたんや」と、とてもうれしかった。その後2匹は時おりじゃれあったりもしながら、基本ぐずぐずと陽だまりを楽しんでいた。驚かさないようそっとBASEに入り、少し読書をした。狭いがゆえの暖かさと窓から入る日差しが気持ちよかった。この前入った時は完璧にサウナだったし。『青春の門⑧風雲編』(五木寛之)を読んだ。舞台は1961年のシベリア。へーこんな感じやったんやと思った。信介は相変わらず悩んだり迷ったりしながらも、基本的に前に進むことを選ぶ。こういう負の要素を克服しながらというところが、多くの読者の共感を得たんじゃないかなと思う。で、相変わらず毎回最後にホップして読者に次への期待を持たせるようになっている。連載小説ならではだと思うが、読んでて心地よい。しかしラスト、たいそうな表現でドーンと締めくくられているが、その中身は…ちょっとどーかなってゆーか、ピーやでと思った。平和書店に様子を見に行くと、『京都夢幻奇譚』しっかり売り切れていた。セブンネットのエッセイ部門、200位までランキングが出ているが現在129位。Amazonの売れ筋ランキング、エッセイ(日本文学)で現在77位。かなりの健闘。お買い上げありがとうございます!画像はシロとトラ、そして読書の風情。

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コメント

祝 『京都夢幻奇譚』出版 いい本が出ましたね。あなたの風貌を思いながら、楽しく読ませていただきました。お元気そうで何よりです。退職後の第二の人生は今まで以上になりそうですね。
コロナが治まり、気楽に会えるようになる日が待ち遠しいです。
21日の「紫色の小さな花」は「ホトケノザ」といいます。花の小さい一片と向き合って見てください。かわいいですよ。奈良の地より

投稿: モトフ | 2021.10.25 16:27

コメントありがとうございます!そうですか、これがホトケノザっていう花なのですか。秋の七草の1つという認識だけがあって、どのような花なのか知りませんでした。改めて見てみます。
『京都夢幻奇譚』お読みいただき、ありがとうございました。

投稿: いそがいです | 2021.10.25 20:26

間違いました。春の七草でした。しかもそのホトケノザは別の花なのですね。今日、改めて花を観察しました。本当にかわいい花ですね。

投稿: いそがいです | 2021.10.26 21:10

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